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会長挨拶


ご挨拶

   

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 全国市議会議長会は、北海道から沖縄県まで、全国47都道府県の市と東京都の特別区を合わせて815団体の議長により構成される組織です。昭和7年の設立以来、各市議会共通の課題解決に向け、一致結束して取り組んでおり、令和4年には創立90周年を迎えました。
    我が国においては、新型コロナウイルス感染症の度重なる感染拡大やウクライナ情勢・円安に伴う物価高騰が、国民生活や雇用環境に深刻な影響を及ぼし、地域の社会・経済に甚大な打撃を与えてきました。
    各地方自治体においては、地域経済の再生をはじめ、加速する少子化への対応、デジタル田園都市国家構想・地方創生の実現、脱炭素化の推進、頻発する大規模な自然災害への対応や強靭な国土づくりなどが喫緊の課題となっています。
    このような中、地方自治体の重要な意思決定を行う地方議会の役割はますます重要になります。若者や女性、会社員など多様な人材の市議会への参画を促し、住民とのコミュニケーションを深めながら、監視機能・政策形成機能の強化、デジタルへの対応など不断の議会改革に取り組んでいく必要があります。
    議員のなり手不足解消という観点からも、厚生年金への地方議会議員の加入についても、より積極的に取り組んでまいります。
    また、厳しい経済財政状況の下、地方自治体の安定的な財政運営に必要となる地方税・地方交付税等の一般財源総額の確保が不可欠であり、十分な地方税財源の充実強化を求めてまいります。
    一方で、議会の活動内容や重要性が市民の理解を得られているとは言えない状況であり、議員のなり手不足解消や議員の身分・待遇等の問題についても、議会・議員に対する市民の理解が不可欠であると考えます。今後、より効果的な議会広報について、各市議会のご理解・ご協力を賜りながら一緒に考えていきたいと思います。
    なお、ホームページでは、本会の活動内容に関する様々な情報を発信していますので、皆様からの多くのアクセスをお待ちしております。




全国市議会議長会会長

神戸市会議長

ぼう  やすなが

坊 恭寿



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